引越しをスムーズにする荷物リストをつくろう
最終更新日 2020年07月06日
引越しだけでも大変なのに、リストなんかつくっていられない!という声が聞こえてきそうだが、この引越しの荷物リスト、あるとないでは大違いなのだ。

引越しに荷物リストが必要な理由
実は、荷物リストがないだけで、段取りや費用が全く違ってくる。
引越し会社は荷物にぴったりのトラックを用意してくれる。そのため、大型の家具・家電の場合、縦、横、高さの正確な寸法を、事前に引越し会社に知らせる必要がある。
正確な荷物の数やサイズが事前に分からないと、引越し会社が必要以上に大きなトラックを用意しなければならなかったり、積み残しが発生したりと、非常に困ったことになるのだ。ただ、困るのは引越し会社だけではない。引越しの基本料金が上がってしまうなど、お客側も財布が痛いことになってしまうのだ。
そこで、活躍するのが荷物リストだ。家具の寸法や個数をきちんと記入した荷物リストを用意することで、そのような損を防ぐことができる。
荷物リストはメモでもかまわないが、リストそのものの紛失を防ぐため、ノートに書き取ることをおすすめしたい。当日になって困らないために、メールで見積もりを取る場合も必ず作成するようにしよう。梱包から開封、設置まで引越し会社にお任せのプランを頼む場合でも、リストをつくって活用すれば、荷物の紛失を防げるというメリットがある。

荷物リスト作成の5つのポイント
1. 荷物を仕分けしよう
荷物リストをつくるには、まずは荷物の仕分けが必要だ。いろいろな仕分け方があるが、ここでは、ダンボールに入るか、入らないかで仕分ける方法を紹介しよう。仕分けの分類は、ダンボールに入らない大型家具・家電、ダンボールに入るもの、ダンボールに入らないこまごましたもの、という3つの分類だ。さらに、キッチンやリビングといった場所で分けていくという順番を踏んでいく。
2. コツをつかんで荷物を記載しよう
まず、大型のものの場合は、必ず寸法を測っておこう。ダンボールに入るものは、「だいたいこれくらいかな」と思った個数の2倍を想定しておくことが必要だ。ダンボールそのものの大きさは、もし引越し会社が持ってきてくれるものがあればそれを活用すると良いだろう。ダンボール1個あたりの大きさの基準を前もって決めておくことがポイントだ。ダンボールに入らないがこまごましたもの、例えば、室外機や農機具、子どもが外で使っているおもちゃなどは、集まると意外とかなりのスペースを必要とする。時間的余裕をもってリストに加えておくことをお勧めする。
3. リストはパソコンで作成しよう
リストを手書きでつくるのはちょっとした労力がかかる。エネルギー節約のためリストはパソコンでつくろう。引越し当日は、パソコンを荷造りしてしまうと見られなくなるので必ず印刷して、ノートなどに貼っておこう。
4. 通し番号などを記載しよう
荷物のこと以外にも、新居のどこに置くのか、梱包は自分でするのか引越し会社に頼むのか、当日まで使うものなのか、箱の通し番号などを書いておくととても便利だ。エクセルで作成する場合、番号を振る作業は一瞬で済む。
5. 荷物リストのテンプレートをダウンロードしよう
実は、荷物リストは自分で最初から作成しなくても、ネットで探してテンプレートをダウンロードすることができる。荷物リストの作成例を検索して、自分に合ったものを見つけると良いだろう。自分用にカスタマイズして使ってみよう。
荷物のリストは、スムーズな引越しに必須だ。何かとお役立ちの荷物リスト。初めて引越しする人も、そうでない人もぜひとも荷物リストをつくってみよう。
また、SUUMO引越し見積もりでは、「お荷物かんたん入力」という機能を提供している。引越しされるご家族規模に応じて標準的な荷物量を自動で設定し、そこからご自身の荷物量に微調整することで、かんたんに荷物量を反映した概算見積もり金額を知ることが出来る。是非、ご活用いただきたい。
掲載: 2014年5月28日 写真:PIXTA
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