引越し会社を困らせてしまったランキング

バタバタと忙しい引越しは、想定外のことが起こることもしばしばです。「今となっては素直に謝りたい、引越し会社を最も困らせたエピソード」について尋ねてみた回答結果を、ランキング形式でご紹介します。

1位は「荷造りが間に合わなかった」。荷造りを終わらせることができず、引越し会社の作業員に手伝ってもらったり、運搬作業を遅らせてしまったり、という体験談が多く聞かれました。当日に慌てないよう、早め早めに準備をする心構えが必要ですね。

続く2位は「事前に伝えていた荷物の内容・量が違いすぎた」で、見積もり以上に荷物が増えた、という人がほとんどでした。結果、段ボールなど梱包資材が不足し、箱詰めしないままの運搬や、中にはゴミ袋に入れて運んでもらった、という人まで。

3位は「荷物があまりにも重すぎた」で、書籍の運搬で作業員を苦労させたエピソードなどがありました。重さを考えず、ついつい段ボールへ本を詰め過ぎてしまった、というのはよくある話。重すぎて段ボールの底が何度も抜けてしまった、という人もいますのでご注意を。

4位は「荷造りの仕方が甘く、運んでいる途中にトラブルが起きた」と「今思えば小さなことで激怒した」が同数で並びました。激怒したのは、到着の遅延や積み残しがあった、などの場合で、今から思えば必要以上に怒ってしまったと反省している人が多いようでした。

これらの事例が起こる背景には、スケジュールや荷物量の見当違い、勝手な思い込みなどがあるようです。手続きも含めて引越しには色々とやるべきことがあり、ギリギリになって焦ることもしばしば。イライラして引越し会社の人にあたってしまったり、物の破損や積み残しなどトラブルが起きたりしては大変です。そうならないため、早めにできるところから荷造りをし、引越し会社との契約も再確認しておいて、当日の引越し作業がスムーズに進むようにしたいですね。また、当日の天候や道路状況などで予定外の出来事が起こることもあります。無理のないスケジュールで、どのような状況でも対処できる心の余裕を持っていたいですね。

【荷造りが間に合わなかった】
・引越し業者が来るまでほとんど片づけができておらず、ほとんど一から引越しを手伝ってもらった。業者は次の仕事もあるので、相当焦っていた。（32歳男性）
・引越し会社さんが来て、作業を始めてからベッドの下や押し入れの奥からまだ梱包していない荷物がたくさん出てきた。(42歳女性)

【事前に伝えていた荷物の内容・量が違いすぎた】
・荷物の量が多く、かなり頑張ってもらったが積み残し発生。さらに引越し先はエレベータ無しの5階だったので、皆さんハアハア言っていました。 （41歳男性）
・電話で見積もりを伝えたが、実際は2倍の量だった。（30歳男性）

【荷物があまりにも重すぎた】
・一人暮らしの標準的な荷物量を遥かに超えてしまい、特に本が多かったのだが、段ボールの底が何度も抜けてしまい、そのたびに引越しが中断してしまった。(38歳男性)
・お料理が趣味なのでフランス製の重い鍋が100個、あり得ないほど大量の食器、その他にも大型の食器棚が5台もあり、玄関からの搬入が出来ずベランダに回って頂き大人数で入れて頂いた。（37歳女性）

【荷造りの仕方が甘く、運んでいる途中にトラブルが起きた】
・ひも梱包の仕方が雑で、運搬途中で崩れてしまった。 （27歳男性）

【今思えば小さなことで激怒した】
・荷物をトラックに積み終えて、忘れ物がないか確認し、新居についてから、照明の取り外しを忘れていた事に気づいて、旧物件に戻らせた。（30歳女性）
・引越し屋さんが時間通りに来なかったので、ストーカーのように電話した。（44歳女性）

【その他】
・訪問時間が未定となっており、この会社はいつも夕方ごろに来るから今回も夕方だろうと思って出かけていたら、朝に来てしまった。（23歳女性)
・引越し作業に追われていてパジャマ姿で出迎えた。（29歳男性）