思わず「引越したい！」と思った瞬間ランキング

何かトラブルや問題があったり、ライフイベントの節目があったりしたとき、引越しをしようかな、と考えることがあります。そこで今回は、思わず「引越したい！」と思った瞬間について、ランキング形式でご紹介します。

1位は「隣人が苦手な人だったとき」。隣や上の階の騒音をうるさいと感じる人がいる一方、逆に隣人から苦情を言われて嫌になった例が多く見られます。少し音を出すだけで、隣の壁をドンドンされた、といった恐怖の体験をした人も。一方、トラブルになっていなくても「社宅での人間づきあいに疲れたから」といった意見もありました。

2位は「入学・入社・転職などのライフイベントの節目」。通勤が便利なところへ引越したい、という願望や、子どもの入学時に合わせて住む場所を決めたい、というパターンです。通勤に便利な場所を選ぶポイントでは電車に乗っている時間だけでなく、駅までの距離も重視されていました。

3位は「自分よりいい家に住んでいる友人の家に遊びに行った後」で、高層マンションや一軒家などで憧れの暮らしをしている友人がうらやましくなってしまったケースです。家が一つのステータスとなっている証とも言え、「ただうらやましがるだけでなく、自分も頑張ろうと思った」と前向きに捉えた人もいました。

そして4位は「家に不具合が起こった時」。雨漏りや隙間風が寒いなど、住んでみて気づいた不具合が悩みとなっています。続く5位の「ゴキブリが出たとき」は家の不具合とほぼ同じ票数を集め、いかにゴキブリが嫌われているか、よく分かる結果となりました。中にはこれまでに100匹ほど見た、という回答もあり、繁殖力の強さに不安を感じている人が多いようです。

6位は「終電に乗り遅れることが多いとき」で、その多くは仕事や飲み会で帰宅が遅くなる時、終電時間を気にしたくない、長い通勤時間が無駄だと感じる、といった意見でした。7位の「給料が下がったとき・上がったとき」では、家賃が家計を圧迫しているため、給与に見合ったところへ引越したい、という声が聞かれました。

思わず引越したいと思った瞬間があっても、その後、実際に行動へ移すかどうかは人それぞれです。ただ、現在の住まいや環境に対する不満であったり、いい家に住む友人をうらやましく思ったりしたことが、より良い住まいについて考えるきっかけになることも。もしかしたら、今の住まいより希望に合う物件が他にあるかもしれません。あなたも、引越したいと思う瞬間があれば、じっくりその気持ちと現状に向き合い、自分の求める住まいについて考えてみませんか? そう考えていくことで、理想の住まいが手に入るかもしれません。

【隣人が苦手な人だったとき】
・隣のやつ（30代の金髪のチンピラ）がいつも部屋にいる。わずかな生活音程度でも常に壁ドンして来てひどい部屋だった。（41歳男性）

【入学・入社・転職などのライフイベントの節目】
・子どもの年齢が入学する時に、引越しが与える影響を考えると、出来るだけ引越し回数を少なくしたくて、最後の引越しを決意した。（43歳女性）

【自分よりいい家に住んでいる友人の家に遊びに行った後】
・高層タワーマンションに住んでいる知り合いのお家に遊び行った時に、エントランスにはコンシェルジュが居たり、部屋の中はキレイな間取りだったり、マンションの中に住民が使えるカフェやラウンジがあったのを見た時はかなり感銘を受けて、引越したいと思った。（30歳女性）

【家に不具合が起こった時】
・アパートで、最上階でないのに雨漏りしたときには、引越そうと思った。（45歳男性）
・風が強い日、窓を閉めて出かけたのに帰ると部屋が砂だらけだったとき。深夜一時まで拭き掃除をしてもうだめだと思って引越したくなった。（32歳女性）

【ゴキブリが出たとき】
・引越し当初、ゴキブリの子どもが毎日のように出たため、管理のよくない物件だと感じ、引越したくなった。ホウ酸団子をたくさん仕掛けた結果、今では出なくなった。礼金をゴキブリ対策費として返してほしいくらい。（36歳女性）