うるさいと感じるのはどういうの?気になる隣人の「生活音」
公開日 2016年10月20日
アパートやマンションだと、隣人の生活音が一切聞こえてこないというのは難しいかもしれません。しかし、「うるさい」と感じてしまうほどの騒音や夜間の物音はどうしても気になってしまうものです。みなさんが気になった生活音の声をご紹介します。
電話やドアの開け閉め…… 気になる生活音
みなさんはどんな生活音に対して「うるさい」と感じるのでしょうか。実際に聞いてみました。
「隣に住んでいる人は仕事で遅くなることが多いのか、いつも帰宅が深夜の遅い時間。いつも勢いよくドアを閉めるのでいつ帰ってきたのかが分かる。いつもはそこまで気にならないけど、寝ようとしているときに『バタン!』という音が聞こえてくるとイラッとする」(28歳/女性)
「いつも静かな隣の住人が、ある日珍しく友達を連れてきたようで深夜まで大騒ぎしていた。そんなこと今までなかったので、うるさいと思うより先に『たまにはハメをはずしたくなるよな……』と妙に共感してしまった」(26歳/男性)
「いつも夜中にヒソヒソと電話している声が気になる。いつも同じ時間に電話をかけているから、その時間が近づくと『そろそろだ』と身構える」(26歳/女性)
不快に思うかどうかは、そのときの自分の状況にもよるもの。また、1度だけうるさくするよりも、わずかな音でも頻度が高いほうがイライラするものかもしれません。
ときにはトラブルに発展することも……
また、実際にトラブルや注意を受けたという人も少なくないようです。
「夜中に掃除している音があまりにも聞こえてくるので、隣のインターホンを鳴らして『掃除機の音がうるさいんですけど……』と注意しにいったことがある」(28歳/男性)
「うちで朝まで友達と飲み明かした日。朝、玄関を開けたら家の前にゴミが捨てられていた。わざわざ入り口にゴミがあるなんて嫌がらせだと思ったが、おそらく夜中に騒いだせいなので黙って片付けた」(25歳/男性)
「管理人さんから『夜中に洗濯機を回している音が漏れているみたいで……』と注意された」(22歳/女性)
注意をした人もいれば、された人までさまざま。あまりにも大騒ぎをするのは問題ですが、日常で発生しやすい生活音でも指摘されることがあるようです。どうしても夜中に洗濯機や掃除機など動作音が出る家電を使用したい場合は、できるだけ音が静かなタイプを選びましょう。
どこまでが生活音として許容できる範囲なのか難しいと感じている人もいるかもしれません。実際に「騒音」というと、どれくらいの大きさを指すのでしょうか。一般的に「騒音」の基準は、住宅地での昼間の騒音が55デシベル以下、夜間の騒音は45デシベル以下と環境省によって定義されています。
洗濯機を回したときの音が約64~72デシベル、掃除機をかけたときは約60~76デシベル、換気扇で約42~58デシベル。その音が隣や外にどれくらい漏れているかは壁の厚さや遮音性能によっても異なります。音に敏感な人は遮音カーテンや吸音材を使うなどもひとつの手。それでも、あまりにも周囲の騒音が気になるようならば大家さんや管理会社に一度相談したほうが無難でしょう。
一度引越したら、なかなかすぐには引越さないもの。だからこそ、近隣の住民と仲良くやれるよう生活音にはお互いに気をつけたいですね。
参照:騒音に係る環境基準についてhttp://www.env.go.jp/kijun/oto1-1.html
生活騒音http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/air/noise_vibration/daily_life_noises.html
掲載:2016年10月20日
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