荷造りがラクチン!? 引越し回数20回以上、ミニマリストの引越し
公開日 2016年10月06日
引越し作業をしているとき、「もっと荷物が少なければいいのに……」と思った経験はないでしょうか。荷物が少なければ引越し作業もラクに終わるもの。必要最低限の物で暮らす「ミニマリスト」ならば、引越し作業もスムーズになりそうですよね。そこで、ミニマリストであるブロガーのヤドカリさんに、引越し時にメリットだと感じたことや断捨離のポイントをうかがいました。
こんなにある! ミニマリストならではの引越しのメリット
(1) 物件探しの幅が広がる
(2) 引越し費用が安く抑えられる
(3) 荷造りがラク
(4) 新しい土地に早くなじめる
(5) 気軽に引越しできる
「基本的に荷物が少ないので、収納や部屋のスペースへのこだわりはほぼありません。多少小さい部屋でもモノが少ないので狭く感じにくく、物件探しの幅が広がります。
引越しのとき、私はほとんど荷物がないので宅配便で送ったり、自分で持っていくこともあります。業者を利用するにしても、荷物が少ないことで費用は安く抑えられますよね。
また、引越し作業も同様に、洋服や最低限の家具家電くらいしか持っていかないので荷造りなら1〜2時間で終わります。掃除までを含めても5時間あれば大丈夫です。やはり、荷物が少ないと圧倒的にラクですね。引越し作業が早いと、引越し前だけでなく引越した後もメリットがあります。荷ほどきも当然早く終わるので、片付いたらすぐにその土地を見てまわることができます。近所の買い物スポットに行ってみたり、ときには観光を楽しんだり。そうすることで新生活に早く慣れることができます。
引越しのストレスがないので、身軽にいつでも引越せます。つまり、引越したいときに住みたい場所へサッと移れることが大きなメリットではないでしょうか」(ヤドカリさん)
これだけおさえればOK! 断捨離のポイント
(1) 捨てられるモノから捨てる
(2) 捨てる量より多くのモノを買わない
(3) モノが少ない人の家に行く
(4) こだわりがあるモノは残す
「なかなか捨てられない人は、まずは絶対に必要のないようなモノから捨てるようにしてみるといいでしょう。例えば、もう読まないチラシやお財布の中にある不要なレシート、飲み終わった空き瓶……明らかにゴミに分類されるモノから捨てる習慣をつくることが大事です。
また、当たり前のことですが、買い物をする量が多ければ当然モノは減りません。何かを捨てたときに購入するのがポイント。2つ処分したら1つ買うようにするなど、ルールをつくってみると少しずつ断捨離することができます。
そのほか、ミニマリストまでいかなくても、家が整理されている友達がいれば参考にしてみるといいでしょう。そういうお家の場合、自分にとって必要なモノや大事なモノがはっきりあるんです。お気に入りのモノだけに囲まれた生活を見て、刺激を受けるのもアリだと思います。
ただ、何でも捨てればいいというわけではありません。例えば、思い出の品は世界に一つしかないと思うので慎重になったほうがいいと思います。後悔しても二度と手に入れることができないので。だから自分にとって本当に大切なものを見つめ直し、こだわりがあるモノや大切な品は残しておきましょう」(ヤドカリさん)
ヤドカリさんの場合、これまでに引越しは国内外合わせて14年間で20回以上経験しているといいます。引越しや移動が多い分、断捨離せざるをえなくなり、今ではトランクひとつにおさまる荷物だけで生活するミニマリストになったそう。
引越しは、不用品を見直すタイミングでもあります。引越す機会が多い人はもちろん、快適な生活を送るためにも今一度断捨離をしてすっきり整頓された新居での生活をスタートさせてみてはいかがでしょうか。
取材協力:ヤドカリ(ブロガー・ミニマリスト)
全持ち物100個未満、引越し回数20回以上、旅した国20カ国、数カ国に移住、引越しはスーツケース1つ、長期旅はトートバッグ。旅するように暮らし、暮らすように旅し、最小限で最大限を満喫中しているブロガー。ブログ:http://www.clear-list.com
写真:PIXTA
掲載: 2016年10月6日
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