ネット回線、住所変更…… 引越しで一番面倒な手続きは?
公開日 2016年09月15日
新居での新しい生活を夢見て、ワクワク胸を踊らせる一方で、どうしても憂うつに感じてしまうのが、引越しに伴うさまざまな手続き。
役所などへ出向かなければならないものから、電話やインターネットで簡単に済ませられるものまでいろいろあります。
スムーズに新生活をスタートするためにも、テキパキと手続きを済ませたいですよね。
そこで今回は、「引越しの面倒な手続きランキング」について、アンケートを取ってみました。
面倒なものほどサッと済ませると、気持ちに余裕が生まれるかもしれません。
「ネット回線」「住所変更」「電気・水道・ガス」が面倒ベスト3
最も多かった回答が「ネット回線の手続き」。ネット回線にはさまざまなプランがありますから、プランを選び直したり、パソコンの設定を変えたりするのは、どうしても面倒なもの。
それとほぼ同じくらいの人が回答したのが、「銀行口座やクレジットカードなどの住所変更」と「運転免許証の住所変更」。どちらも新生活ですぐに使うものなので、「早めに切り替えなければいけない」というプレッシャーも、面倒に感じる一因かもしれません。
続いて、「電気、水道、ガスの手続き」も約13%の人が面倒と回答。これらは、それぞれ手続き方法が異なりますから、混乱したり、うっかり手続きを忘れてしまったりすることもあるでしょう。
反対に、あまり回答者が多くなかったのが、「郵便物の転送手続き」。これはインターネットで簡単に手続きすることができるので、それほど負担にはならないようです。
ライフラインのなかで、ガスだけ立ち会わなければいけない
次に、「なぜ、その手続きを面倒に感じたのか」、理由を聞いてみました。
最も多かったのが、転出・転入届などのために「役所へ行く時間がない」という回答。特に、仕事や子育てで忙しかったりする人は、わざわざ役所へ足を運ぶ時間がなく、「役所が空いている時間が平日だけなので、休みを取っていかなければいけない」(33歳/女性)というのも面倒に感じる理由のようです。
また、電気・ガス・水道のライフラインのうち、もっとも多くの人が面倒と感じるのが「ガスの手続き」。
電気と水道は電話一本で手続きをすることが可能ですが、ガスは安全性を担保するため、必ず入居者が開栓に立ち会わなければいけません。なかには引越してすぐ、新居でガスが使えるように、「引越しの前に新居へ行き、ガスを開いてもらわなければいけなかった」(37歳/女性)という人も。
これまでの住まいと新居が近い場合は問題ないかもしれませんが、遠方の場合は事前に訪問することが難しいでしょうから、どうしても引越し当日以降の作業になりそうです。
スケジュールをつくってサクサク進めよう!
引越しに伴う手続きを効率よく進めるには、引越しの前からスケジュールを立てること。そのためには、まず、どんな手続きが必要か、知っておく必要があります。手続き漏れがないよう、しっかり管理しておきましょう。
(1)役所関係の手続き
・転出届と転入届(現在と異なる自治体へ引越すとき)
・転居届(同じ市区町村内で引越すとき)
・国民健康保険の住所変更
・印鑑登録の住所変更
・国民年金の住所変更
など
(2)ライフライン・ネット関係の手続き
・電気、ガス、水道の解約と開始
・インターネットの引越し移転
・携帯電話の住所変更
・固定電話の解約と契約
など
(3)自動車・バイクの手続き
・運転免許の住所変更
・車庫証明の住所変更
・駐車場の解約と契約
・自動車の登録住所変更
・バイクの登録住所変更
など
(4)その他の手続き
・ペットの登録住所変更
・新聞の解約または住所変更
・火災保険の住所変更
・地震保険の住所変更
・クレジットカードの住所変更
・銀行口座の住所変更
・転校が発生する場合の手続き
など
特に、お金に関係するものは、「手続きをする時間がない」と後回しにしてしまうと、超過料金が発生したり、トラブルの元になったりすることも。スムーズに手続きを行えるよう、事前に必要な手続きを書き出して、漏れなくテキパキ行いましょう。
●[引越しに関するアンケート]より
・調査期間:2016年8月17日(水)~2016年8月18日(木)
・調査方法:インターネット調査
・対象:20代~40代、男女
・有効回答数:230
写真:PIXTA
掲載: 2016年9月15日
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