家族の引越し、ストレスをためずにスムーズに行うコツ
公開日 2016年03月31日
物が多く、小さい子どもがいると、なおさらはかどらないファミリーの引越し。どういう点に気を付けると引越しがスムーズにいくの? 家族で引越しをしたことのある経験者の声をもとに、引越し会社「サカイ引越センター」の広報担当、嶋田和代さんに話を聞いてみました。
Q1. とにかく物が多く、マンションのごみ置き場がわが家の物でいっぱいに……。引越し会社に処分はお願いできるの?
「処分品がある場合は、担当者に事前にお知らせください。家具などは中身を出して空にするなど、注意事項を守っていただければ有料で処分します。不要なブランド品やまだ使えそうな家電製品は、買い取りサービスを利用するのも良いと思います。ただ、生ゴミ類や仏壇・仏具、金庫、コピー機、パソコン、まほうびん、危険物、注射針、薬品類、土砂類、木材関係、コンクリートブロックなどはお客さまに処分をお願いしています」(サカイ引越センター担当者)
粗大ゴミで捨てる場合は、回収日が決まっていて、直前だと予約でいっぱいになってしまうこともあるので、余裕をもって処分しましょう。
また、子どもが着ることができなくなった洋服や使わなくなったおもちゃは「早めに友達に声をかけ、取りにきてもらった」(35歳女性)という声もあったように、人に譲るのも一つの手です。
Q2. 大量の荷物、どこから手を付けたらいいの?
「荷造りは、普段使用しない物から段ボールに詰めていきましょう。例えば、本、シーズンオフの衣類、高価な食器などです」(サカイ引越センター)
家族の引越は荷物の量が多く、思ったよりも時間がかかるもの。荷造りを早めに始めることはもちろん、荷造りの順番も大切です。うっかり掃除用具を梱包してしまい、「退去時、部屋の掃除に困った」(37歳女性)という失敗談も。
Q3. 大きめの段ボールに物をたくさん入れても大丈夫?
「”重たい物は小さい箱に、軽いものは大きい箱に”を基本に詰めてください。隙間が空いてしまう場合は、中で荷物が動かないよう新聞紙を詰めるのがポイント。弊社の場合、荷造りのコツを公式サイトで紹介しているので、参考にしてください」(サカイ引越センター)
子どもの絵本や本、雑誌など、ついつい1つの段ボールに詰めがちですが、本は必ず小さな箱に詰めましょう。同様に、食器も入れ過ぎると重くなるのでご注意を。1枚ずつ丁寧に包み、割れないように配慮しましょう。
Q4. 日々の家事や育児に追われて荷解きする時間がなく、半年くらい段ボールに入れっぱなしに……。荷解きを短時間で行うコツはある?
「荷解きに時間がかかる理由として、どこに何が入っているのかが分からないからということがよくあります。段ボールにある記入欄を利用して、用途別や部屋別など、必要なものがすぐに分かるように荷造りしましょう」(サカイ引越センター)
もし自前で段ボールを用意したときは、箱の側面に書き入れるのがオススメです。箱の上部に書くと、積み上げたときに読めなくなってしまい、1つずつずらす手間が発生してしまいます。
Q5. 子どもが小さくて、引越し準備に手を付けられない! 荷造りから荷解き、お掃除までお願いできたりしない?
「引越し会社によっては、お客さまの手間をいっさい省き、引越しをした日から普段の生活に戻れるプランを用意していることもあります。例えば、弊社の場合は食器類から小物まで、すべて専門の梱包スタッフが丁寧に梱包。新居の荷物設置から荷解きまで行います。そのほか、特定の清掃業者と提携したお掃除サービスとセットになっているプラン、引越しに加えて荷造りだけお願いするプランなど、お客さまの要望に沿った、コースもあります」(サカイ引越センター)
子育てや家事、仕事があるなか、引越しの準備まで行うのは結構大変です。引越し会社のプランを上手に活用し、体力的・精神的負担を軽減することも検討してみましょう。
いかがでしたでしょうか? これらを参考に、ファミリーの引越しの準備をスムーズに進めてくださいね!
取材協力:サカイ引越センター
リンク:http://www.hikkoshi-sakai.co.jp
写真:PIXTA
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